つかもとまさひこ応援団のブログ

広島のため、広島のみんなのため、あつく、優しいハートで立ち上がった「つかもとまさひこ」と、彼を応援するなかまたち!

つかもとまさひこの「水を守る」活動(1)

こんにちは。
応援団員かつ、一緒に市民活動を行ってきましたBです。

私たちが飲み・使う水は今、あらゆる方面から危機に瀕しています。
同志・塚本さんは、この広島の清流を守るための活動を精力的に行ってきました。
遅ればせながら、ご紹介いたします。


昨年広島でもおこった大規模な土砂災害では多くの人が断水に悩まされたことはまだ記憶に新しいことです。

ふだん水道の蛇口をひねれば水が出るのが当たり前、
水資源豊富でインフラも整っている日本ですが、
「地球の水が1.5リットルのペットボトル1本分だとすると、人間が使える水の量は、目薬1滴分」と言われるほどだそうです!

・・・地球上に存在する水の総量のうち、海水が97.5%、淡水が2.5%。
その淡水の70%は南極などの凍った水なので、実際に、私たちが使える水は、2.5%のうちの「0.01%」と、
地球全体で見れば水資源がどれだけ貴重なものかがわかります。

 

地球上の水

(出典:国土交通省HPより http://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/mizukokudo_mizsei_tk2_000020.html



500mlのペットボトルが、コーラよりも高い国もありますし、
地球規模では人口が増加中のいま、「WWF世界自然保護基金)」は2025年には人口の3分の2が水不足に遭うと予測している、という情報もあります。


さて、広島の水の状況はどうでしょうか。
広島市120万人120万色の暮らしを支えているのは、清流「太田川
太田川から分かれた6つの川が広島市中心部を縦断、
広島市民にとっては、いたるところに橋あり・太田川あり、が当たり前の風景ですね。
太田川中流域で取水された水は浄水処理されたのち、広島市内の約9割で利用されています。

太田川が6つにわかれて広島市中心部を縦断

(画像:国土交通省HPより http://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kasen/jiten/nihon_kawa/0710_ootagawa/0710_ootagawa_01.html


しかし、広島“県”民の半数以上が頼る水が太田川の水であることは あまり知られていません。
太田川から取水された水は、広島市だけでなく
近隣市町や島しょ部へも長大な送水管用ずい道(トンネル)を通じて供給されています。
具体的には、東広島市呉市竹原市江田島市府中町海田町熊野町・坂町・大崎上島町 の4市5町です。

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市民団体・広島みずみち100万人フォーラムHPより(承諾済)



 

そのように生活用水・工業用水ともに莫大な供給量を誇る太田川の源流において、
今、ごみの最終処分場の建設が進められています。

2020年4月供用開始を目指して佐伯区湯来町に建設中の恵下(えげ)埋立地

ごみの最終処分場自体は、ごみを出すことなしに生活できない現代において、
当然なくてはならない施設ですが、整備内容に多くの問題があります。


具体的には、
太田川源流、水資源の豊富な場所に位置していながら、
 ごみを封じ込める構造が全国的に見ても薄っぺらいこと、
・ごみに含まれる塩分(海水の半分程度の濃度で淡水域に害)や 水に溶けやすい灰から有害物質が漏れ出て環境に影響を及ぼす恐れ(灰と不燃ごみをわけて管理するべきだが、混ぜて埋める計画)があること、

・土砂崩れ(昨年の土砂災害でも崩れてしまいました)によるごみの漏出の恐れ、
・雨水や汚染水を貯める調整池の容量が近年のゲリラ豪雨に耐えられずオーバーフローする恐れ…などなどがあります。


恐ろしいことに、2011年以降、一般的なごみとして焼却や埋め立てが可能になった放射性物質を含むごみが、
これまで「低レベル放射性廃棄物」として厳重管理・処分(=100ベクレル/1kg)されていたごみの800倍の濃度(=8000ベクレル/1kg)となっていますが、これはほとんど知られていません。
なにより問題なのが、その危険性や対策について公然と発言する機関はもちろん、議員がいないことです。

 

清流太田川が汚染されれば広島県民の半数は?
目の前に問題がありながら、ただ黙ってみていることができるか?――――
塚本さんは、一市民として、この問題に取り組み、計画の見直しを求める活動に奔走してきました。
(問題について詳しくは後日の更新や、本人Facebook、市民団体ホームページhttps://think-ege.jimdo.com/をご覧ください!)

先述の通り、議会の中に関心を持ってくれる議員さんがほぼ皆無なのです。
だから、問題提議しても、代案を出しても、何も変わる気配がない。
市民活動の限界を突破し、議会に直接動かすために今回市議会議員選挙に立候補を決意されました。

 

広島市にとって、

道路も大事。経済や観光事業も大事。医療も福祉も平和都市も大事。
そして引けをとることなく、水や食・自然環境も大事です。

いま、議会で軽視されがちのこの議題を扱う議員が、広島市に必要です。


選挙期間中は西区各地で街頭演説も行っております。
その明るい人柄、まぶしい行動力に似合うイエローが目印です。
ぜひ足をとめていただき、そのパワフルさを知ってほしいです!
つかもとまさひこ をよろしくお願いします!